■投稿作品掲載コーナー■ ★大賞作品★ ○テーマ「おひとりさま」 「怖いのは 地震・雷・火事・ ひとり」(十六夜さん・57才・女性) (選評--怖いものといえば、地震・雷・火事・おやじというのがかつての定番。でも最近は怖いおやじもいなくなりました。それに代わって入ってきたのが「ひとり」。「ひとり」でいることは別に誰かに危害を加えるものではありませんが、本人自身にとっては一番怖いことかもしれません。元気なうちはいいですが、最期に看取ってくれる人がいないのは不安です。孤独死すれば、近所の人にも迷惑をかけてしまいます。でもまぁ悩んでもしょうがありません。死ねば誰かが処理してくれるのが社会の約束。今を生きましょう、「ひとり」の自分を楽しみましょう。) ○テーマ「おひとりさま」 「コンビニの 小さな嘘は 「箸2膳」」(近藤真里子さん・54才・女性) (選評--コンビニでいろいろ惣菜を買って、店員さんに「箸は何本入れときますか?」。ホントは「ひとり」だけど見栄で「2本」と答えるわけですね。可愛いもんです。私なんか、惣菜を4個買ったら箸も4本もらいます。あの箸、ためとくと結構便利なんです。) ★575道場敢闘賞作品★ ○テーマ「おひとりさま」 「背の湿布 貼る時だけは 誰かいて」(近藤真里子さん・54才・女性) 「おめでとう 独りつぶやく 誕生日」(澄海さん・48才・男性) 「ゆるキャラの 中は孤独と 暑さかな」(いいだやさん・53才・男性) 「コンビニの 弁当選ぶ 顔並び」(小次郎さん・63才・男性) 「向かい合う 彼はテレビの 中にいる」(小次郎さん・63才・男性) 「ファミレスは ファミリーレスの 略な俺」(長峯雄平さん・36才・男性) ○題材自由 「へそくりを 犬に見つかり 妻が吠え」(小次郎さん・63才・男性) ※4月テーマ投稿作品掲載コーナーはこちら |
(C)北海民友新聞社