■投稿作品掲載コーナー■ なお、携帯版みんゆうWEBにおいても同様に作品を紹介しています。 ★大賞作品★ ○テーマ…バレンタイン ![]() (選評--お父さんの気持ちが伝わってきますね。台所に牛乳とか、バターとか並べていそいそと手作りチョコに励んでいるのでしょう。「…娘よ、大丈夫か。いや、チョコの出来じゃなくて、その男は。ちゃんとしたヤツなのか。ヘンなのじゃないだろうな…、おい、頼むぞ。なぁ」。お父さんの、いじらしい心のつぶやきが聞こえてきそうです。同様の句で「チョコレート、娘よそれは誰のぶん」(30代、男性) というのもありました。これもいいですね。) ○テーマ…バレンタイン ![]() (選評--今回は「義理チョコ」に関する秀作がとても多かったので選に悩みましたが、この句は「そこまで念を押さんでも」というボヤキが、面白いですね。義理だって分かっているけど、ちょっと夢でも見させてよ。義理、義理と何度も言うと、すっごく嫌味なんだよ! ってことで。) ★575道場敢闘賞作品★ (選評--敢闘賞は通常5点ですが、今回は応募数が通常の倍の60点以上あり、秀作が多かったため、10点を選びました。「義理チョコ」と念押しするほど、実は本気チョコだったりして…という句が2つありました。みんな照れ屋さんなんですね。テーマ自由の「著者近影」の句も笑えます。感動的なラブストーリーの小説を読みおえて、裏表紙の作家の顔写真を見たら、ふざけんな!っていうこと、ありますよね。) ○テーマ…バレンタイン 「『義理よ、義理』 と笑って想い そっと詰め」(クリムゾンキングさん・49才・男性) 「義理ですと 本命なのに 渡すチョコ」(ひまわりぱっぱさん・29才・女性) 「1コの差 巡って争う 雄姿かな」(チビ太さん・13才・男性) 「見栄チョコは そっと師走に 買っておく」(いい年のエリーさん・57才・男性) 「次の日に 半額なったの 自費で買う」(うーたんさん・56才・女性) 「還暦にも 春が来たように 義理チョコ」(山崎貞さん・60代・男性) 「部下たちは 私に義理も ないらしい」(いい年のエリーさん・57才・男性) 「こんなにも 義理に溢れた 国だっけ」(かっぱさん・28才・男性) ○題材自由 「感動が スーッと引いた 著者近影」(いい年のエリーさん・57才・男性) 「一番の 変装になる ノーメイク」(いい年のエリーさん・57才・男性) ※12月テーマ「お正月」&「題材自由」投稿作品掲載コーナーはこちら |
(C)北海民友新聞社