デスク記事
「保険業務に携わって、こんな嬉しいこともあるんです」と、ある保険外務員が話してくれた。「雪の重みで屋根がつぶれた方からこんな事に保険はおりないでしょう≠ニ相談がありました。保険は適用になるので、すぐ修繕費が出ましたら大変感謝されました。自分で判断しないで、相談して下さることが大切」と▼「それまで火災保険に入ってなかった方から今まで大丈夫だったから、今回もいいよ≠ニ言われました。でも災害は突如やって来ますから、そのことをアドバイスして、その方は初めて火災保険に入りました。そのすぐ後にもらい火で全焼してしまいました。私が駆けつけると、その方からあの時奨められなければ、とんでもない事になっていました≠ニ、私に手を合わせて感謝して下さいました。その時私は、保険の仕事をこれからもずっと続けようと感激しました」と言う▼保険の仕事は、人に安心と幸せを運ぶ仕事と言えるだろう。しかし一般には、外務員の加入の奨めを嫌う傾向も、少なからずあるだろう。「後にしてくれ」「話し合う時間がとれない」時には「来なくていい」のような言葉も聞かれる。しかし外交員は、色々なケースを想定して、それに対する備えを豊富な知識で伝えてくれる▼人が生きてゆく上で「万が一の事故」や「予想もしていなかった不運」などは、今まで長い間なくても、すぐその後に起きるかも知れない。そんな中で泣き、笑うことも世の常である。出来る範囲で今のすぐ後≠ノ備えるため、外交員の話を聞くことも大事ではないだろうか。