デスク記事
高速道路が閉鎖される大きな原因は、吹雪で視界が悪くなった時と、車の事故が起きた時だ。20日、車で千歳空港に行った。途中、帯広に用事があったため道東自動車道を通った。この日の道東は晴れ間が多かったが、狩勝峠あたりでは降雪と地吹雪で時々視界が閉ざされた▼当然止まる状況になる。ところが、そんな時でさえ速度を落とさない車がある。後ろの車が車間を保っている時は良いが、速度をあげて迫って来る車は危険。こっちが止まれば追突されそうなので、その車に道を譲ることになる▼この日も随分道を譲った。雪煙りをあげて横を通過してゆく車。こんな時に、何故それ程急ぐ必要があるのだろうか。危険覚悟の決死の運転=Bどうも理解が出来ない。こんな車の巻き添えにならないよう、心がけたいものだ▼私が道内で一番嫌いな道は、札幌−千歳の高速道路。追い抜き、割り込み、スピードをあげる車が多く、まるで公道のレースみたいだ。平成4年に吹雪で見通しが悪い中、車185台の多重事故が発生した。そんな事故が起きたのも当然のこと。そして同じような事故が、いつ起きても不思議でない▼20日の日も、相変わらずの追い抜きレース≠ェ展開されていた。バックミラーに迫って来る車。その後ろからも迫力満点≠ノ何台も。左側を一定の速度で走る車の列と、右車線を突っ走る列と、クッキリ二分された。このうちの一台が何かの拍子に運転を誤ったら、間違いなく多くの車が事故に巻き込まれるだろう。まさに大事故直前。この路線は運転したくない。