デスク記事
冬至が過ぎ、これからが本格的な冬の到来となる。今年の師走は寒気と暖気が日替わりで交互に訪れ、お陰で道路状況は日々変化する。雨が降って、雪も溶けて道路が水浸しになり、そして寒波が訪れ、今度はアイスバーン。用心していてもスリップして、物損事故は至る所で見られる▼年の瀬も押し迫り、日常の行動もつい急ぎ勝ち。そんな時に、交通事故という悪魔は牙をむく。一瞬の不運で、人生は暗転してしまう。お正月を前にして、決してそんな悲劇に遭遇してはならないし、起こしてもいけない。不況の嵐が吹きまくっているが、せめて気持ちだけでも明るい年越しをしたいものだ▼暖気で雪が溶けた道路を、スピードを上げた車が、あたりに水しぶきを立てながら走り、泥水が歩行者にかかる。足元が滑りやすいから、それをかわす事も出来ず、走り去る車の後ろ姿を恨めしげに見送るだけ。かけられて、泣き出す子供の姿は見るにしのびない▼「貴方は、圧倒的に強い乗り物に乗っているのです。しかも車内は暖かく、快適な空間に居るのです。滑る道を、神経を使いながら歩いている方のことを、少しは考えてみては如何ですか。貴方のお子さんが、誰かの車に泥水をかけられたらどうしますか」▼人に危険を感じさせる運転をした人は、それだけ事故の危険が増すという。ハッ≠ニ思うことが多ければ多いほど、事故を引き起こす可能性が高くなるという。だから、冬道は慎重に、そして他に優しい運転を心がけたいもの。「それが貴方の身も守るのです。他を思いやる心になれば、運転にも自然に優しさが生まれてきます。みんなで、笑顔でクリスマスを、お正月を迎えるためにも、心にユトリを持って師走を過ごしましょう」。